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企業の海外戦略を成功させるためのフォーラム:グローバル・エッジ・フォーラム

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FTA戦略的活用研究会

FTAの使い方はわかったけど・・・

 日本が最初のFTA(EPA)を締結して、既に10数年が過ぎました。 「原産地証明書を申請できるまでになった。」という企業は多くなりました。

 しかし、FTAを企業戦略にうまく組み込めている会社はまだまだ少数です。特に調達を含めたSCMへのFTAの組込みは必至となっています。

 企業戦略だけではなく、適切な原産地証明が出来ていない場合、相手国からの検認で否認される可能性があり、企業のコンプライアンス上の問題となります。


メガFTAは、大量の検認が来る恐れが・・・

FTAの活用は、企業の「原産地証明が「正しい」という仮定の下に取り扱われ、関税削減が行われます。そこで、企業は「うちの証明は正しいのだ」と思ってしまいますが、それは間違いです。

 「正しい」と仮定されているのであって、輸入国が正しいと判断した訳ではありません。現実に、輸出してから数年(5年が多いです)は「検認」という輸入国による原産地証明の確認が認められていて、正しいかどうか調べることが出来ます。
 
 もし間違っていたら、それこそ大変です。その証明で得られた関税削減分は当然払わねばなりませんし、遅延金や様々追加であれやこれやとられることが大いにあります。
 
 それだけではなく、その制裁は輸入者に行きますから、輸入者と日本の企業の関係が悪化することはまず間違いありません。また、輸入国の税関は虚偽をする企業として通関がスムーズでなくなります。

 図が示すのは、韓国の近年の検認数です。EUやアメリカがかなり多いことがわかります。現在はこれよりもはるかに多い検認を受けているかもしれません。その影響は御社にも来ることがあるのです。


日本はメガFTAでFTA活用が必須に

この数年に来るメガFTAで日本の輸出のFTA締結国比率は、現在の20%程度から80%に増加します。20%という、マイナーな状況から80%というほぼ使う事が前提となるところまで大きく変化するのです。

 その中には、アメリカ、EU、中国、韓国、カナダといった先進国も入ってきますので使うのが当たり前になります。また、海外間のFTAも当然広がりますから、FTAを使うのみならず、調達~生産~販売までのサプライチェーンをFTA含めどうするかという大きなチャレンジが日本企業に待っています。

 先に述べたように、原産地証明の問題もあります。FTAのアドバイザーを務め、企業戦略としてのコンサルティングから日本企業の現状を見てきましたが、その原産地証明のレベルの低さは企業の大小を問わず、大きな問題ばかりであると思います。また、そういった海外戦略のチャンスであることと証明というコンプライアンス遵守に関して経営者が知らないことは大きな問題です。
 
 FTAの活用増から、原産地証明業務が増えることは間違いありません。また、アメリカ、EU、中国の検認はアジアの比ではないことは間違いありません。また、FTAをサプライチェーンに活用することなく、海外の競合他社に勝てないこともまた真実。

 このことを鑑み、GEFの分科会「FTA戦略的活用研究会」を立ち上げることとしました。


FTA戦略的活用研究会(FTA戦活研)

 Global Edge Forumでは、右上図のLEVEL 1以上の企業が、戦略的にFTA活用が出来るように専門家及び企業間で切磋琢磨する研究会を開くことにしました。
  ・ 企業がFTAを活用する際の課題とその解決方法
  ・ 人と知り合う場の提供(専門家との意見交換、同じ課題を抱える企業同士で相談)
  ・ コンプライアンス、グローバルSCMなど企業戦略としてのFTAの経営陣による理解

 研究会の目的はLEVEL2からLEVEL4を達成することです。研究会は専門家による講演と研究会メンバーによる企業事例発表(悩み発表を歓迎しています)により構成されます。
特に以下の論点を取り扱うことにしています。
  ・ 日本企業に多い原産地証明の誤り是正(コンプライアンス)、正確・効率的な証明プロセス
  ・ 原産地証明の一部で依存するサプライヤーへのFTA原産地証明指導のあり方
  ・ 海外拠点を含めた原産地証明におけるコンプライアンス維持のための組織とプロセス
  ・ 調達~生産~販売に至るグローバル・サプライチェーンのFTA活用を含めた見直し
  ・ 日本企業の経営陣に不足するFTAに対するコンプライアンス意識の作り方
  ・ メガFTA、自己証明によるコンプライアンスと業務料増大に対応する組織対応とIT活用


FTA戦活研の運用と募集要項

FTA戦活研の活動は以下を予定しています。
  ・ 定期会合: 月1回での研究会(専門家によるプレゼンテーション、企業からの発表事例)
      -  グローバル・エッジ・フォーラムと違い、内容は研究会内部のみとします
  ・ 不定期会合:  専門家、メンバー意見交換会

参加要項は以下とします。
  ・ 正会員: FTAを活用する企業
      -  1回の研究会あたり参加費3万円(消費税別)
      -  1企業あたり最大2名までの参加
      -  企業プレゼンテーションを行って頂ける企業は無料で全ての回に参加頂けます
  ・ 賛助会員: FTAを活用する企業を支援する企業(例:IT、物流、ほか)
      -  1回の研究会あたり参加費15万円(消費税別) 
      -  グローバル・エッジ・フォーラムの承認が必要となります。限定数受付となります


FTA戦活研の説明会

FTA戦活研の説明会をします。
 ・ 2016年7月25日(月) @東京




お申し込み・お問い合わせ

お申し込み・お問い合わせはこちらから。

資料(pdf)はこちらにあります。